管理職の理想の仕事

管理職の仕事の中で、特に力を入れるべきは、理想の組織を作ることである。
一つの提案は、集合知の発揮で、個人で達成できないレベルの仕事が、できるようにするシステムである。
例えば、IT関連の技術開発において、アメリカ流なら一人の『超人的技術者』の活躍で、仕様決めを行い、それを指示を受けるレベルの技術者が実現する。
しかし、従来の『日本的開発』の場では、『いわゆるIT技術者』が、決めた仕様は満点でなく、『たたき台のレベル』であって、それを多数の経験や知恵を集めて、完成に持って行く。
このような、集合の力を上手く発揮させることが、管理職の役割である。