就活向けのコミュニケーション能力

就活では、「コミュニケーション能力が必要」と言われていますが、このコミュニケーション能力がどのようなものであるか、そしてなぜコミュニケーション能力が必要であるか、理解していない人が多くいます。私の考えでは、コミュニケーションには、論理的な情報交換と、信頼関係の確立という感情の側面があります。下の図は、この関係を示したものです。

別ページで理性の側面の論理的な情報交換について説明しました。特に、対話の中に出る言葉の前に、多くの情報が頭脳の中で動いていることに注意してください。なお、面接時などのまとまった話の仕方についても別のページで説明します。
次に見方を変えて、面接の場での評価と言う観点から、着目する点も別ページで説明しています。 合わせて、グループ討議の評価についても別ページに注意点を書いています。

対話では、下の図に示すように、1人の人間が発言するときには、意欲・価値観や潜在意識の記憶などの無意識的なモノの影響、そして基礎知識や明確に意識している経験を踏まえて、自分の脳内に、検討の舞台となるモデルが作られています。そしてこのモデルを活用し、考えた結果が、一つの発言となります。一方、聞き手も同様に潜在的・顕在的なモノの影響を受けながら、発言内容を受けとっています。そしてこの対話は、社会的な種々の制約を前提として行われています。
このように対話においては、表に現れる言葉以外に多くのものを考えないといけません。

コミュニケーション能力に関して、もう一つ別の見方として、知識などの説明能力があります。この件に関してA4用紙1枚にまとめたものがあるので参考にして下さい。(2016/5/3追記)

http://manabizz.c.ooco.jp/CommKatsuyou.pdf

自己PRについては、以下のKindle本にまとめました。活用いただければ幸いです。2017/10/20追記